an escapist

昨日から一睡もしてません。

なぜなら。

昨晩、いつものように夜中もROしてました。
猫達も暖房効いてる同じ部屋にいました。

異変に気が付いたのは0時半過ぎ位でしょうか。

1匹目（ロシアンブルー・♂・去勢済み）が、いつものソファでは無く
もう使われてなく放置されたままのゲージのベッドの中から
ぎゃーぎゃーと鳴き出したのがきっかけです。
最初は「2匹目（MIX・♂・去勢済み）を呼んでるのか？」と思い
さり気無く見てました。
ですが、1匹目は私を見て横たわったまま鳴いてました。
異変に気が付き、近づく2匹目。一緒に横になろうとしたらしいんですが
目を離した隙に噛まれたらしく、ソファに逃げ帰ってました。
あ、動いた、と思ったら・・・なんか様子がおかしい。
明らかに腰に力が入ってない。（前から下半身弱い子だなとは思ってましたが）
なんか前足は進んでるのに、後ろ足が付いていかない感じ。

ぎゃーぎゃー、そう何か訴えるかのように近づいてきます。
足元に来た際には抱っこして膝に抱えてました。
でも思い出したかのように鳴きます。
そしてたまに腕を噛んでくる。噛んで離さない。
途中で痛くなり、手を引っ込めると、椅子の手すりに噛み付いてました。

しばらくすると下りて、よたよたとソファへ。
しばらくPC画面を見てると後ろから声。
2匹目が思いっきり噛まれてますがな。

これを一晩何回繰り返したでしょう。

2時半位には流石におかしいと旦那にメール。でも気が付いてくれなさそうなんで
思わず発信。2回目でやっと出てくれました。
事情を説明し、いざとなったら動物病院連れて行くからと告げ、徹夜覚悟。

この調子なら急変してもおかしくありません。
一応、以前、もう今は亡き超人間不信猫を去勢してくれた病院へ電話。
夜中2時半過ぎです・・・出てくれません・・・。
ネットで急いで救急をやってる所を探す・・・。無い・・・途方に暮れた。
急変したらどう対処すべきか・・・。今は自分の事で精一杯なのに・・・。

なんだかんだで朝8時を迎え、先記の病院に再度電話。
出てくれました。朝9時からやってる事を聞く。この1時間が長かった。

相変わらず、ぎゃーぎゃー言ってる猫。

時間が近づいてきたので、キャリーを用意し、先に猫を入れる。すんなり。

そのまま下へ運び、今度は私の番。（取り合えずデニムに履き替えるだけでいいや的）

一番の不安でしたが・・・6ｋｇを片手に車まで歩く。家を出たら出たで鳴いてますが
休憩2回。わずか1分もしない距離ですが・・・。

なんとか迷わず病院へ到着。先着様がおられたようで、駐車場は空き一台分。
そこに車を入れ、また曲がった腰で猫運びです。
・・・なんで自動ドアじゃないんだよ；；（って普通、動物病院は自動ドアではない）

待ち時間に取り合えず猫を落ち着かせようとするも、全く鳴き止まない。
そんなしてるウチに順番。

中に入りキャリーからなんとか出し、体温測り（直腸）ながら問診。
昨晩の事を伝えました。その間も鳴き続ける猫。
先生ですら「本当だね、何か訴えてるね。落ち着き無いしね」と。
その後、心音を聞き、心音、体温異常なし、問診とこの結果を合わせると
こういう病気の可能性があります。と告げられる。
「心筋症、それに伴う血栓」（血栓が腰の辺りの血管に詰まり歩けないのだと）
これはレントゲン撮れば大体分かります、と言われお願いする事に。

準備してる間、キャリーに入れておいて下さいと言うので再度詰め。

飼い主、腰悪いんで、その間、しゃがませてもらう。

レントゲンの準備整いました〜猫出しましょう〜って段階になった時、
先生が「上から外したほうが早いかな〜」と言った途端、バキッ！
キャリーの一部のプラが欠けました。
「力入れてないのにな・・・」「多分劣化のせいでしょうね・・」とは言え
帰り不安。
でも、それは後にして取り合えずレントゲン。
夫婦でやってる病院のようで、旦那さんが先に準備を済ませ奥様スタンバイ。
「お預かりします〜」と小さなレントゲン室へ。
旦那に報告のメールも打つ間も無く出てきた。「いい子でしたよ〜」とｗ
一旦キャリーにしまおうにも一部壊れてる。
仕方ないので病院のゲージの中で一時収納。その間先生、アロンアロファ。
私は別な診察室の椅子に座りまってました。一応旦那に報告メール。

じき、現像も出来、説明受けてたんですが「見た方が早いでしょう」との事で
狭いとこに入る。そこにはレントゲン2枚。
横向き撮影と仰向け撮影。
まず横向きを説明される。この段階でおかしかったんです。
「普通の猫ですと、ここで心臓が立ってるんですが・・・ご覧のように・・・」
ええ、横向いてました。先天的なものみたいですね。
次は仰向けの説明。
「心筋症ですと本来ハート型に心臓が見えるんですが・・見ようと思えば見えますが
　まだ疑わしいですね。それにしても心臓の輪郭がはっきりしてない・・」と。
ええ、輪郭ぼやけてましたね。だから肺にも炎症あるかもとの事でしたが
現段階では、まだ呼吸器から異常な音が出てないから大丈夫とも。

結論
心筋症を疑うが、まだ疑うレベル。断定は出来ない。
なので、取り合えず保養液（点滴）と強肝剤と今後血栓出来なくなる注射する。
今晩一晩、様子を見る、変わらなければ、明日、血液検査も行われる。
そしてその結果、別な疾患or原因不明（脳からなど）の場合
大学病院へ行って貰う、と告げられた。

点滴刺す時、結構太い針だったのに関わらず微動だにしなかったウチの猫。
お前は強いのか弱いのかどっちなんだとｗ
点滴を打ちながら、間に強肝剤・血栓止めを入れていく。
診察台の上から点滴がぶら下がってるので、飛び降り防止の為に
先生と私、二人交互で猫押さえ。落ち着かない猫。相変わらず鳴いている。
まぁ点滴ってもそんな長い物ではなく、しかも血管狙った物でもなく
皮下点滴ですよ。背中こんもり。（5時間程度で消えますとの説明）
終わった後抱っこして話聞いてたら、背中から漏れてきたしｗｗ

そしてキャリーどうしましょって話になり・・・
「いくらでした？」と聞かれ、当然覚えてないんで「覚えてません〜」
「新しいの買って頂いて領収書頂ければその分は・・・・」と先生。
「家に既に2個あるんでいらないですｗｗｗ」と私。
先生暫く考えた末、取り合えず帰り道落とさないように真ん中を紐で括る。
帰れると悟ったのか猫はすんなり入って行くｗ鳴いてましたけどｗ
で、結局、診察室から出され、少々お待ち下さい。と言われ
鳴き続ける猫のキャリーの中に指を入れ少しでも落ち着かせ、名前呼ばれる。
診療項目と金額の欄見たら、レントゲンの所に金額記載された上で×印。
「多分、これくらいでしょうから、今回はこれでいいですか？」と聞かれ
「ええ、大丈夫ですｗ（心中ラッキー！安く済んだ！）」と答え会計済ませ車へ。

後部座席に乗せ、私は運転手側へ。
相変わらず鳴いてます。「もうちょっとやから待てな〜」と言いながら
終わった旨を旦那にメール（詳しい話はめんどいから電話でと書き）送信。

駐車場から気合入れて歩きましたが・・・家の前の坂がきつい・・・
猫、鳴いてましたが「ごめん、休ませてや」と言い坂の途中でしゃがんで休憩。
ちょっとして気合入れなおし、歩き家の前。キャリーを一回置き玄関開けたら
普段滅多に出迎えなんてしない2匹目が待機してたので、威嚇しながら入る。

もう重さ限界で、玄関でキャリーの蓋開いて猫が自動的に出るのを待つ。
そしたらすんなり出てきて、真っ直ぐ餌場へ。その後ろ付いて歩く2匹目。
大丈夫だな、と車もうOKの電話を兄ちゃんに入れる。
旦那の兄ちゃん・・実は猫好き。ウチに触りに来る位ｗ
当然電話でも聞かれたんですが、なんせ兄ちゃん・・・電話の声めっさ小さい。
ああ、これは直接話そうと思って「今からお邪魔していいですか？」とｗ
んで洗濯物で忙しいお姑さんは放置で、昨晩から今に至るまでを兄ちゃんに。
ついでに、兄ちゃんの指の具合も聞いておく。

そしたらなぜか兄ちゃんの朝食（昼飯？）と共になぜか私の分まで出され・・
有難かったですけど、食う事にｗ

食事終え、二人ともバラバラな番組見てましたけど。この時点で会話停止。
居ずらい〜と思っても、食ってすぐにどろんじゃ失礼と思い、
取り合えず兄ちゃん見てる映画の方を見てたら・・・
多分、兄ちゃんのほうが耐え切れなくなって遊びに出掛けたｗ

その後、お姑さんと2時間ドラマを見て、終わった頃夕方近いし
猫が気になるし、なんせお姑さんは実は一人が好きな方。
だから、これは早々にどろんだな、と思いエンドロールの頃には上着に袖。

家に帰るまで2回休憩。でも帰ったら・・・
1匹目が玄関でお出迎え。背中のこんもりも無くなってたｗ
その後、私が着替えようとするも甘えてきて凄いのでしばらく甘えさせる。
落ち着いてきた頃、着替え、コーヒー入れ2Fへ。
昨晩とは打って変わって、いつも通り、階段を先導する猫になってましたｗ

PCの前に座って様子見ててもキャットタワーに上がったり下りたりと
動けてる所を見ると安心。旦那に報告メール。（どんだけｗｗ）

夜になったら完全に落ち着き2匹でいつも通りソファでごろごろ。
コーヒー入れに行ったら1匹目が付いてきて「餌！」コールするも
まだ餌は入ってたのでしたｗｗｗ　慌てて食ってたｗ　よしOK。

仕事がえらく遅くなった旦那と詳しい話をしながら、1時間程。

本日はまだ急変が怖い為、もし私に訴えにきた時、気が付かないと困るので
冬場は毎日締め切ってる寝室ですが、今日は開放して寝ます。
流石に様子見で2日徹夜はきついっす・・・。背中ばきばきです。

最近は眠りが浅いから、あの勢いで訴えてきたら確実に目は覚めるだろう。

でも、訴えで起こされる事無く普通に目覚め、寝起きの一本の音を合図に
寝室に入ってきて欲しい、そう思いながら今日は寝ます。

中々ハードな一日でした・・・。猫が一番大変だったかｗ　そうだなｗ